高校ラグビーを通しての人間教育

私は高校で親元を離れ、寮生活をしていたということあり、自分の高校生活の3年間はとても濃いものでした。

今回はラグビーを通して学んだことを話そうと思います。

高校ラグビーは不思議なものでただラグビーの練習をしているだけでは勝つことはできません。日常生活がこれほどまでラグビーのパフォーマンスに影響が出るものだということは意識をしなければ気付くことすらできませんでした。大谷翔平がごみ拾いは運を拾っているといっていたように、日常生活での働きは良くも悪くも気付かぬところで出てきます。それに気付くことができた私は高校での日常生活の質を上げることをラグビーの練習と同じくらい意識しました。

もう一つ私が不思議に感じたことがあります。それはチームとして多くの困難を乗り越えた方が強くなるということです。私たちは高校生ということもあり、練習だけでなく日常生活の中での失敗を多くしてきました。それはチームにとってはマイナスでしかないような無駄に思える失敗をする年代ほど良い結果を出しているように思います。部活動ができなくなるといって状態に何度もなり、その度にチームでミーティングをし、私たちではどうすることもできないこともミーティングをし、そのミーティングは意味があるのかと監督、コーチに怒られまたミーティングをするといった繰り返しでした。ですが、そういった問題を解決するために行動することで、チームとしての結束を強くしていました。

 

高校ラグビーほど不思議なものはないと思います。どんなに春の選抜大会で力があっても高校生の力は一年で簡単に逆転します。3年間しかないなかで花園であれほどのパフォーマンスを出すことができるのは凄いことだということを実感しています。

 

ラグビー経験者は多くの人が尊敬する人に1人に自分の高校ラグビーの監督を入れる理由はここにあります。勝ち続けるチームになればなるほどこれは濃いものであると考えます。ラグビーを通しての人間教育というのはここのことをいっていると私は思います。

日本ラグビー新リーグの開幕

現在、ジャパンラグビーリーグワンという今年から始まった新リーグが開催されています。この新リーグは、2003年から2021年まで行われたトップリーグというものがプロリーグ化されたものです。

ではこのリーグワンという新リーグに変わったことによりこれからプロのラグビー選手を目指す大学生たちがどういった心情に変わったかを話そうと思います。

 

現在のリーグワンでは海外のスーパースターの入団が話題になりました。その一方でそういった報道が出るたびに、どんどんプロのラグビー選手への道が厳しいものになるように見えていきました。ですが、日本代表がさらに強くなりワールドカップでさらに結果を出すには、国内リーグのレベルアップは必要不可欠です。そのためスーパーラグビーへ参加していたサンウルブズがなくなった今世界レベルを経験するためにも海外選手を国内リーグに持ってくることは必要なことです。ですが若い日本人選手の育成のためにも大学生がリーグワンの舞台に立てることも必要なので難しいところです。

 

ですが入りやすくなったという人もいます。リーグワンという新リーグに所属するチーム数も増えた中で、釜石シーウェイブズや清水建設ブルーシャークスなどは、他の企業に就職し仕事をしながら、チームに所属している選手がいます。そしてこういったチームでもディビジョンごとの昇格を達成すれば、日本代表が狙える位置にまでいくことができる。こういった面で見るとプロのラグビー選手になりたいという大学生は比較的入りやすく、国内リーグで海外の一流レベルを感じることができる。

結果的にリーグワンという新リーグは良い形であると私は思います。

 

だが、問題は集客にあると思います。これからはそこの部分を考えて改善していかなければいけないと思います。

 

 

ラグビー選手の経歴と自己紹介

私は現在ある大学ラグビー部に所属する2年生です。

 

幼稚園の年中から始めたラグビーも今年で16年目になります。

これまでの私の経歴を軽く振り返ろうと思います。

 

長野県に生まれた私は父親がラグビーをやっていたということから物心つく前からすでにラグビーを始めていました。小学校の頃は練習が嫌で毎週泣きながらグラウンドに行ったのを覚えています。

その後中学校に上がった私は、中学校の部活にはラグビーがないということもあり、部活には入らず、クラブチームでラグビーを続けていました。私の所属していた中学生ラグビーチームは全国のレベルにあり、毎年東日本大会で3位に入れるかどうかのところでした。そして東日本大会で3位以内に入ると中学生の全国大会に出場することができます。そこで結果を残すことが中学ラグビーの1番の目標です。私の代の結果はあまり良くなく、不完全燃焼で終わってしまったと思うところがあります。

高校に入ると私は親元を離れ、寮生活をしました。高校生活では多くの困難がありました。厳しい上下関係、寮生活で自分のことは自分で行うところなどから様々な問題が起こり、その度に同期同士で支え合い乗り越えてきました。そのため高校のラグビー部の同期との絆はとても強いものになりました。その結果高校の全国大会では3位になることができました。ですが、優勝を目指していた私たちは達成感よりも悔しさの残る最後となりました。

そして私は大学に入学後もラグビーを続けています。大学に入ってからは高校のようにラグビーに集中するか環境を自分で作らなければいけないような場所でした。私は高校の時の高い生活スタンダードを忘れないようにしたいと思い、毎日ラグビーの試合をフルで一試合見ることを自分の中でのマストとしました。現在大学二年でもうすぐ三年になる私ですが、現在でもこの自分の中での決めごとは行うように、より一層高いスタンダードを身につけられるようにとこのブログを始めました。

あまり文章を書くことに慣れている状態ではないので、不快な点があるかもしれませんが温かく見守っていただけると嬉しいです。